カギとなる書類作成

障害年金は、認定される障害の程度により、受給額が異なります。障害の程度が重いと基礎年金額は上がり、軽ければ年金額は下がります。年金額を決定する障害の等級は、作成する書類によって審査されるので、書類は重要な意味を帯びてきます。障害年金の申請においてカギとなるのは、診断書と申立書です。

診断書診断書を作成するのは病院の医師です。医師は病気の診断や治療に関してはエキスパートですが、障害年金などの社会保険制度に関しては専門的な知識を持ち合わせていないのが普通です。そのため、重要な項目が抜けてしまっていたり、肝心な初診日を書き違えていたり、書き方が認定基準にマッチしていなかったり、ということが起こりやすいです。そのために障害年金がもらえなくなってしまうこともあります。

申立書に関しては、申立をする本人が作成します。申立書には、怪我や病気など、障害を持つようになったいきさつや治療の過程、日常生活の状態、就労状態を具体的に、また正確に書く必要があります。これは、障害の程度を判断する材料となる書類ですから重要です。

さらに、これらの2つの書類には、内容に矛盾があってはいけません。こうした重要な書類の作成については、社会保険労務士事務所に相談すれば、プロによるアドバイスがもらえるでしょう。

障害年金の受給額

障害年金の申請書類がきちんと作成され、基準をクリアして申請が受理されると、年金証書が発行され、郵送で送られてきます。障害年金は障害等級が1級、2級の方が受給できます。また、その方に子どもがいる場合、「子の加算額」がプラスされます。

お金ところで、障害年金の年金額は具体的にどれくらいなのでしょうか?平成29年4月以降の障害基礎年金額を参考にしてみましょう。障害基礎年金1級の場合974,125円、2級の場合779,300円で、1級は2級の1.25倍となっています

さらに、子どもがいる場合は2人目までが1人当たり224,300円、3人目以降は1人当たり74,800円です。障害年金受給者が結婚した場合、配偶者と、その後に生まれる子どもも加算対象となります。

このように、障害年金制度は大変充実した制度だということができます。ところが、この制度を活用する資格があるのにもかかわらず、まったく知らないで過ごしておられる方は意外と多いようです。この制度を知らないために、病気を持ちながらも辛い体を酷使して仕事をしておられる方、家族や子どもを養うために無理をしておられる方は、ぜひとも社会保険労務士事務所に相談をしてみましょう。申請が早ければ早いほど、年金を受給できる時期は早まります。

障害年金とは

障害年金制度とは、病気や障害、怪我が原因で仕事ができなくなってしまったときに、一時金や年金が受けられる制度です。受給資格として収入や財産、家族構成などは考慮されないという特徴があります。また、老齢年金の受給者は障害年金の受給に制限があり、主な受給者は若年世代となっています。

障害年金を受給するためには、いくつもの条件をクリアする必要があります。まず、過去の保険料の納付率が一定以上でなければなりません。ただし、過去に保険料を納めていなかった方でも、20歳前障害年金なら受給が可能となっています。

ハンコ障害年金の審査は書類だけで行わるため、書類作成は重要な意味を帯びてきます。審査に通るためには、障害の状態や重さ、治療の経過や生活状況などが基準に該当している必要があります。こうした書類の作成に医師も関わりますが、残念ながら医師は障害年金制度のプロフェッショナルではないため、書き方によっては基準に該当していないと判断されてしまうことがあります。あるいは、本当は障害1級の年金を受給できたはずなのに、2級と判断されてしまう、ということも起こり得ます。

書類を提出し、一度受理されてしまうと、そこから障害の重さを変更することは困難なため、提出前に気づく必要があるでしょう。そのため、障害年金の申請を検討しているのであれば、自分で処理するのではなく、社会保険労務士事務所に相談し、プロの手を借りるのがおすすめです。

社会保険労務士事務所について

社会保険労務士は社会保険制度のスペシャリストです。社会保険労務士事務所では、そのようなスペシャリストにより、社会保険制度を活用するためのサポートを受けることができます。

日本の社会保険制度は、大きく分けて「労働保険」と「社会保険」の2種類があります。労働保険には「労働保険制度」と「労災保険制度」があります。社会保険には「医療保険制度」、「年金保険制度」、「介護保険制度」、「高齢者医療制度」があります

悩む女性これらの保険制度は、病気や怪我、障害などで働けなくなってしまった方や、一家の大黒柱が働けなくなってしまった、あるいは突然亡くなってしまったなどの理由で、経済的に困難な状況にある方々を守る制度です。正当な理由により働くのが困難な場合、社会保険制度を活用することで精神的に圧倒されることなく、生活を続けて行くことができるでしょう

しかし、制度の複雑さにより、年金を受給する資格があるにもかかわらず、そのことを知らないで過ごしている方が多いのが現状となっています。制度内容の複雑さに加え、法律改正が頻繁に行われることも、制度を活用しにくい原因となっています。

怪我や病気、障害が原因で日常生活を送ることが困難、あるいは仕事ができない、という方は、年金や一時金の支給を受けられる可能性があります。社会保険労務士事務所では、障害年金の申請サポートを行っているので、まずは相談してみるとよいでしょう。電話での無料相談が可能です。